自動運転トラック、ウィワンとインチョンを結ぶ高速道路を走行
韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車が、独自の自動運転トラックに関して、国内で初めて高速道路走行に成功したと、8月22日に発表した。
自動運転システムを搭載した最大積載量40トン・セミトレーラー「Xcient」が、ウィワンとインチョンを結ぶ高速道路およそ40キロを、自動で操舵や加速・減速、車線変更などをして走行。将来のモビリティに関する同社の先進技術を、見事に披露した形となった。
物流業界に変革をもたらす 人為的な事故を大幅に減らす技術に
今回の実験車両「Xcient」は自動運転レベル3となっていたが、ヒュンダイ自動車は2020年までに、全自動運転トラックを商用的に利用できるように、最新技術に投資を続け、開発を継続していく意向を示した。また、運転席に人が乗車しないレベル4の自動運転車も、完成に向かっているとしている。
自動運転トラックはただの先進的な車両ではなく、物流業界に変革をもたらすとともに、運転中の人為的ミスで起こる事故を、大幅に減らすものとして期待が高まっている。
(画像はプレスリリースより)

Hyundai Motor プレスリリース
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