タンポポの根からゴムを抽出
コンチネンタルは、タンポポ由来ゴムの研究ラボであるTaraxagum Lab Anklam研究所に、タンポポの根からゴムを抽出する機械を設置したことを発表した。
サイトのマネージャーであるCarsten Venz博士は、次のように述べた。
「建設はスケジュール通りに進んでいます。最初、我々は、長い冬によって、我々の道に障害があるだろうと心配していましたが、現在は迅速に進んでいます。」(プレスリリースより引用)
ラボで大量のゴムを生産
目的は、秋の終わり頃に、タンポポの根からゴムを抽出する最初の工場を稼動させることである。抽出ユニットは約50平方メートルの面積で、重量は約40トンとなる。
工場を稼動させることで、オルペにあるテストパートナーのZOZの施設において以前に可能だった量よりも、アンクラムのラボで非常に多くのゴムを製造することができる。
コンチネンタルは、Taraxagum Lab Anklam研究所からゴムの工業化を研究している。
同社は、ロシアのタンポポからのゴムを、熱帯雨林のゴムの代替物として使用することを目指している。このゴムは持続可能なものであり、同時に輸送ルートが短くてCO2排出量を削減する。
(画像はプレスリリースより)

Continental Press Releases
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