欧州子会社により買収
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンは9月11日、同社の欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)が、英国の南西部で乗用車タイヤの販売を含む自動車関連サービスを提供しているExhaust, Tyres and Batteries (Worcester) Ltd.(以下、ETB)の株式を100%取得したことを明らかにした。
英国のウスターを本拠地とするETBは、Exhaust, Tyres and BatteriesとBritannia Tyresブランドで32店舗を保有しており、毎月10,000人以上のユーザーに乗用車用タイヤの販売、自動車関連サービスと部品の提供を行っている。
小売網の強化が目的
今回ブリヂストンは、BSEMEAによる買収により英国におけるタイヤ販売店網を拡充することで、ユーザーのニーズに的確に対応していく計画である。
ブリヂストンは、欧州事業における小売網の強化を基本戦略としており、過去4年間にドイツやフランスで合弁や企業買収を通じて小売網の強化を図ってきたが、今回のETB買収もこの戦略に沿ったものといえる。
なお、財務的詳細は非開示であり、ETBの株式取得は2018年9月6日に完了している。
(画像はブリヂストン ホームページより)

ブリヂストン プレスリリース
https://www.bridgestone.co.jp/