照明用部品やその他電子部品を製造
HELLAは14日、ヨーロッパ市場での電子部品の需要増に対応するために、リトアニアのカウナス地域に新しい工場を開設したことを発表した。
新工場では、当初、照明用電子部品を生産し、すぐに、様々なセンサ・アクチュエータ・制御ユニットに拡張されることとなる。
現在、リトアニアのHELLAでは約70名の従業員が勤務しているが、従業員数は250人に増加する計画で、この拡大フェーズの完了までに投資される総額は、5,000万ユーロ程度になる予定だ。
HELLAのCEOであるロルフ・ブライデンバッハ博士は、次のように述べた。
「HELLAは長年にわたって市場よりも強く成長してきた。その主な理由は、自律運転やエネルギー効率化、電化、デジタル化、個別化など、市場の主要なトレンドに沿った位置づけを行ってきたことである。リトアニアの新工場では、収益性の高い成長軌道を継続しながら、革新的な製品ソリューションの需要増加に対応するための重要な必須条件を創成する。」(プレスリリースより引用)
従業員や地元パートナーが開設に貢献
リトアニアの工場は、世界のHELLAネットワークにおける14番目のエレクトロニクス工場。カウナス地域が選ばれた理由は、十分に整備されたインフラストラクチャと、技能を持った労働者の可用性である。
1年弱の建設期間を経て、HELLAは、7,000平方メートルの生産スペースにおいて量産を開始した。
ブライデンバッハ博士は、関係者全員に感謝の意を表し、次のように述べた。
「このような短期間で工場建設を実現できた理由は、リトアニアのチームと世界中の従業員による大きなコミットメントが有利となっただけでなく、リトアニアにおける地元パートナーとの優れた協力関係が実証されたものである。」(プレスリリースより引用)
開所式には、リトアニア共和国大統領のダリア・グリバウスカイテ氏、在リトアニアドイツ大使のAngelika Viets氏、リトアニア経済副大臣のMarius Skuodis博士、Invest Lithuaniaの代表であるMantas Katinas氏など、多くの業界有力者や政治家が参列した。
(画像はプレスリリースより)

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