2013年のモーターショーで初お披露目
自動車部品の大手サプライヤーであるボルグワーナーは9月17日、同社の電動ドライブモジュール(以下、eDM)を中国の大手自動車メーカーである長城汽車が持つORAブランドの2018年型C30 電気自動車用に供給すると発表した。
2018年型C30は、2018年北京モーターショーでデビューした長城汽車のORAブランドは、同社の戦略的な電気自動車専用のブランドであり、ボルグワーナーのeDMを初めて搭載する中国の電気自動車となっている。
コンパクトなサイズと高効率が特徴
ボルグワーナーの高効率トランスミッションであるeGearDriveと電動モーターが統合されているこのeDMは、軽量化、コスト低減、コンパクトなサイズと搭載工程の簡便化を実現することが可能で、電気自動車に必要な要件であるパワーとコンフォートを両立することで高効率化を図ることができる。
ボルグワーナーのeDMは、高効率トランスミッションeGearDriveとHVH高電圧ヘアピン技術を統合することで、電気自動車およびハイブリッド車両の一次または二次推進システムとして使用することができる。
また、このeDMシステムに搭載される高効率のバッテリーは、10,600rpmで315mNewのトルクを発生することが可能となっている。
(画像はプレスリリースより)

ボルグワーナー プレスリリース
https://www.borgwarner.com/