2つの部門で受賞
ZF Friedrichshafen(以下、ZF)は、フロスト&サリバンのベストプラクティス賞発表会において、ヨーロッパ自動車アフターマーケット分野の最優秀企業2018に選ばれた。
同社は、「Visionary Innovation & Performance」と「Customer Impact」のテーマの下に、厳しい競争を勝ち抜いて受賞した。
フロスト&サリバン、シニアリサーチアナリストであるBenson Augustine氏は、次のように説明した。
「競争的で課題のある市場を背景として、ZFアフターマーケットは、先進モビリティの分野における業界リーダーとパートナーシップのスキルにより、受賞しました。新しいソリューションを最初に市場に出すという実績のある例で、我々は、成長、イノベーション、リーダーシップの面で、ビジネスがベストプラクティスの提供と結びついており、将来性のあるアートと科学とともに、顧客の価値と経験を最大限に引き出すことを信じています。」(プレスリリースより引用)
ハイブリッド・Eモビリティ・自動運転に対応
ZFアフターマーケットが評価された基準には、充足されていないニーズへの対応、メガトレンドによる未来のシナリオ、ベストプラクティスの実践、財務実績、価格とパフォーマンスの価値、顧客とサービスの経験、ブランド・エクイティなどが含まれる。
ボード全体で、ZFアフターマーケットは、10点満点中9点のスコアを達成し、これに続く他の企業のベストスコアは、8および7であった。
競争が激しく混雑している市場では、前向き思考を持つ事業が評価される。特に注目すべきは、ZFグループの付加価値顧客利益をどのように活用するか、変化する市場動向に適応するためにアフターマーケットのバリューチェーンにおける関連するディストリビューターのパートナーを適切に調整しているか、である。
また、ZFアフターマーケットが拡大する評価をどのように理解しているか、シェアモビリティのコンセプト、都市モビリティのプラットフォーム、台頭するハイブリッド技術、Eモビリティ、自動運転などを受け入れるか、なども評価の基準となった。
そして、ZFアフターマーケットがハイブリッド技術の拡大を理解し、電気自動車(EV)と自律型自動車の量が一般的なアフターマーケットにどのように影響するのか、影響に対する準備の目標をどのように整えているかを明確にしている点も評価された。
さらに、「Lemförder」「Sachs」「TRW」「Boge」のブランドポートフォリオによるソリューションとコンポーネントの専門知識と、下流部門業務のための様々な手段から借用された技術や、業種間のベストプラクティスの実践を共有し活用することに役立つ方法も評価している。
幅広いビジネスポートフォリオによる戦略
フロスト&サリバンは、広範囲に及ぶ戦略によって、同社が、ニッチ機能を提供し、幅広いビジネスポートフォリオを戦略的に伝え、将来の技術に投資することによって、ヨーロッパのアフターマーケットにおける主要サプライヤーとして際立つことができるとしている。
この受賞に際し、ZFアフターマーケットのグローバル・マーケティング&コミュニケーション担当のディレクターであるBen Smart氏は、次のようにコメントしている。
「グローバルアフターマーケットチームの努力やビジョン、専心が評価された、この受賞を非常に光栄に思います。我々はまた、未来に向けて意味のある方法で組織が貢献するのに役立つために、我が社の製品を選択している顧客にも感謝しています。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

ZF Friedrichshafen Press Releases
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