環境と持続可能性へのコミットメント
ブリヂストン・アメリカズは3日、同社のテネシーにある、3つの工業製品工場と2つのタイヤ工場を合わせた5つの工場が、テネシー環境保全局(TDEC)によるテネシー州グリーンスターパートナーシップに参加したことを発表した。
これは、ブリヂストン・アメリカズにとって大きな環境的実績であり、同社は、テネシーで3つ以上の工場がパートナーシップに参加した初の企業となる。
テネシー州グリーンスターパートナーシップは、持続可能性と継続的な改善に全力で取り組んでいるテネシー州の製造業者をTDECが認定する環境リーダーシッププログラムである。
ブリヂストン・アメリカズ、環境・衛生・安全・持続可能性担当の副社長であるJim DeMouy氏は、次のように述べた。
「ブリヂストンでは、タイヤ製造から工業製品まで、ビジネスのあらゆる側面において、環境と持続可能性へのコミットメントを最優先としています。それは、今後の世代に向けてより強くて健全に仕事をする地域作りに専念するという、我が社のグローバルな目標『Our Way to Serve』にとって重要な柱です。我々は、5つの工場がテネシー州グリーンスターパートナーシップに参加していることを誇りに思い、テネシーの製造業者を勇気づけるTDECを賞賛し、環境の持続可能性に対するコミットメントを示します。」(プレスリリースより引用)
他社にとってのベストプラクティスに
パートナーシップに参加する工場は、シートクッションなどの自動車部品を製造するブリヂストンAPMディクソン工場、ダイアーズバーグにあるエアスプリングを生産するファイアーストーンインダストリアルプロダクツ工場、クラークスビルにあるタイヤ用スチールコードを製造するブリヂストン・メタルファ・USA(BMU)工場である。
これら3つの施設は、以前に参入したラ・バーグ郡とウォーレン郡にある、バス・トラック用ラジアルタイヤを生産する2つのブリヂストンタイヤ工場に加わった。
TDECのShari Meghreblian局長は、次のように述べた。
「持続可能性へのブリヂストンのコミットメントは、これらの施設が環境を保護し、エネルギーを節約し、廃棄物を削減するために実施した行動によって証明されています。この業績が、他のテネシー州の製造業者にとって追随することができるベストプラクティスとして役立つことを願っています。」(プレスリリースより引用)
環境のための様々な取り組み
これらの工場では、環境に良い影響を果たすことを達成するために多くの取り組みを実施した。例えば、ダイアーズバーグのリサイクルプログラムでは、月平均60万ポンドの鉄鋼を含む発生したすべての廃棄物の99%がリサイクルされている。ダイアーズバーグ工場はまた、アルミニウム・プラスチック・紙・木材・エアロゾル缶・銅リング・バッテリー・スクラップ金属もリサイクルしている。
また、ウォーレン郡のブリヂストン環境教育教室とハビタット(BEECH)プログラムは、テネシー州の基準に沿った学年別の科学カリキュラムを学ぶために、ウォーレン郡の何千人もの学生が入学する環境学習センターである。
クラークスビルBMUプラントの主な環境実績には、生産効率の高いLEDを使用して生産エリアの電球を体系的に更新し、産業用チラーユニットをアップグレードすることにより、100万kWhを超えるエネルギー使用量の削減が含まれる。
BMUは2017年に、ピーク時の電気グリッドの歪みを緩和するために一定の閾値が満たされると、自動的に生産設備をシャットダウンするプログラムを導入した。
これらのイニシアチブと、環境性能、エネルギー削減、マテリアルリサイクルおよび埋め立てゴミ処理削減の遵守と継続的な改善により、ブリヂストン工場は、継続的にテネシー州グリーンスターパートナーシップの一員となっている。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Americas Press Releases
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