総額2億1,500万ユーロの受注
自動車部品の大手サプライヤーであるラインメタル・オートモーティブは10月30日、グループ子会社のPierburg Pump Technologyが、世界的な自動車メーカーから、CWA 400電動ポンプに関して総額2億1,500万ユーロの大型受注を獲得したことを発表した。
この取り引きには、既存の契約の延長と、新しいエンジンプロジェクトの開始による契約が含まれる。
受注した電気クーラントポンプは、ドイツ、ザクセン州のハルタアの工場で生産される。この製品は、ヨーロッパと中国の車両モデルにおいて、2リットル 4気筒エンジンの主要冷却材回路に使用されるもので、ヨーロッパにある顧客の工場の1つと、中国のいくつかの工場に出荷される。
また、可変流量電気クーラントポンプは、冷却液流量のオンデマンド制御を可能にするもので、周囲温度とエンジン負荷に応じて、最大4%の燃料節約が可能になる。
さらに、エンジンの機械的駆動系に依存しないため、ハイブリッド車や電気自動車にも最適であり、ポンプのバージョンは、48ボルト電気システムでも使用可能である。
様々な高性能自動車部品を供給
ラインメタル・オートモーティブは、世界有数の自動車部品サプライヤーである。そのコアコンピタンスには、公害や燃料消費の削減、小型軽量化および摩擦の最小化、熱管理とエレクトロモビリティである。
その製品範囲は、排気ガス再循環および2次空気システム、アクチュエータ、ソレノイドバルブおよびポンプ、ピストン、エンジンブロック、アルミニウム製の構造部品、および滑り軸受けなどがある。
さらに、自動車用の電気駆動装置、バッテリ用のアルミニウムハウジング、電動モータ、電動ポンプなどを供給している。
(画像はプレスリリースより)

Rheinmetall Press Releases
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