自動運転に対する意識調査
コンチネンタルは、自動運転に対する意識調査「コンチネンタル・モビリティ・スタディ2018」を発表した。
ドイツ、アメリカ、日本、中国のドライバーを対象に、運転に伴う意識・感情を調査した。
運転に対するストレス
今回の調査結果より、過去5年間において、運転に対してストレスを感じるドライバーが増加傾向にあることが認められた。
例えば、日本では50%から64%、アメリカでは49%から53%に増加し、過半数のドライバーが混雑・渋滞した道路状況での運転にストレスを感じている。ドイツ人ドライバーの場合、都市近郊に住むドライバーを含めた67%は、混雑・渋滞した道路状況にストレスを感じると回答した。
中国は5年間における数値の変化がなく、40%であり、混雑・渋滞の許容性が比較的あった。
ドライバーのストレス要因として、交通状況(混雑・渋滞)、歩行者、他ドライバーが列挙されたが、なかでも、4ヶ国とも共通して、運転における最大のストレスは歩行者であると報告されている。
運転の楽しさ・快適さを
運転に対するストレスは増加傾向にあるが、ドイツ・アメリカでは、3分の2の回答者が、運転が好き・楽しい、自分は優良ドライバーであると感じていることが判明した。
一方、日本・中国のドライバーは、運転に対するストレスが大きく、運転する楽しさは大幅に低下している。
それゆえ、コンチネンタル執行役員であり、インテリア部門責任者のヘムルート・マッチ(Helmut Matschi)氏は電気自動車、自動運転がもたらすコネクティビティが、ドライバーのストレスを軽減し、快適な運転を提供する効果があると述べる。
(画像はプレスリリースより)

Continental
https://www.continental-corporation.com/