自動運転車向け研究開発チームの発足
今月15日、コンチネンタル、仏ベンチャー企業イージーマイル社は、了解覚書による業務提携のもと、シンガポールにて、自動運転車向け研究開発チームを始動させた。
イージーマイル社は、フランス・トゥールーズを拠点に、自動運転車の開発を手掛けている。現在、世界24か国210以上のドライバーレスプロジェクトに携わり、自動運転シャトルによる無人運転モビリティを推進している。
シンガポールでの走行テスト
自動運転車向け研究開発チームは、シンガポール市街地の公道にて、コンチネンタルが開発した無人自動車「CUbE(Continental Urban Mobility Experience)」 の走行テストを実施する。
シンガポールは、革新的な都市であり、アジア経済の中心である。また、政府は、革新的な新事業の育成に伴い、現行法の規制を一時的に停止する規制緩和策をとる。
それゆえ、自動運転、無人自動車に対する柔軟性がある。シンガポールは、自動運転システムにより、シンガポールの交通システムが改善されると協力的である。
無人自動タクシーの試験的運用に向けて
自動運転車向け研究開発チームは、「CUbE」にイージーマイル社のソフトウェアを搭載し、自動運転における人工知能(AI)や深層学習(深層学習)を強化する。
自動運転車は短中距離を補完し、特に、自宅と公共交通機関との間のファースト&ラストマイルの接続性を高める。今後、市街地での使用を想定した無人運転タクシーの開発を促進し、シンガポール側は、2020年前半を目処に、3都市にて試験的運用を始めたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

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