トラック・バス用ラジアルタイヤの生産力を拡大
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンの米国子会社ブリヂストン アメリカス・インクは11月15日、米国テネシー州のウォーレン工場を拡大してトラック・バス用ラジアルタイヤの生産能力を増強すると発表した。
ブリヂストンは今後3年間で総額4,000万ドルの投資を行い、2020年末までには生産能力を現在の9,125本/日から9,400本/日へと拡大する計画となっている。
ブリヂストン アメリカス・インクでコマーシャル・マニュファクチャリングのエグゼクティブディレクターであるGreg Harris氏は次のように述べている。
「ブリヂストンは市場のトレンドと需要の増加に対応するため、生産事業の最適化を常に考えている。ウォーレン工場は生産性が高い工場であり、今回の投資を通じてラジアルタイヤの生産能力を拡大することで、更に競争力ある工場になる。」(プレスリリースより引用)
タイムリーな供給体制を構築
ブリヂストンのウォーレン工場は28年前に設立され、敷地面積は約32,000平方フィートの規模となっており、2008年には世界で初めてLEED認証を獲得したタイヤ工場である。
ブリヂストンは、需要動向に迅速かつ柔軟に対応すると同時に、高品質で競争優位性のある製品をタイムリーに供給する体制を構築していく方針であり、今回の生産能力の増強は、北米で大幅に伸長するラジアルタイヤの需要に対応することで、納入先のニーズに迅速に対応していくことを目的としている。
(画像はプレスリリースより)

ブリヂストン プレスリリース
https://www.bridgestoneamericas.com/