ザールブリュッケン工場に8億ユーロの投資
自動車部品の大手サプライヤーであるZFは12月7日、今後の4年間で8億ユーロの投資を行い、ザールラント州の州都ザールブリュッケンにあるトランスミッション工場に投資を行うと発表した。
今回の投資を通じで、ザールブリュッケン工場では電動車両向けのトランスミッションを製造することが可能になる。
ZFの最高経営責任者であるWolf-Henning Scheider氏は次のように述べている。
「今後の数年間で、ハイブリッド車両の生産台数は10倍になることが見込まれており、市場における占有率も現在の5パーセントから50パーセントに成長する。」
(プレスリリースより引用)
グローバルレベルでは30億ユーロの投資
ZFは受注トレンドからハイブリッド技術の需要が大きく成長すると見込んでおり、既にグルーバルレベルでは30億ユーロ規模の投資を行い、トランスミッション技術の強化を図っている。
ザールブリュッケン工場においては8億ユーロをかけて、今後4年間で生産施設とシステム、インフラストラクチャー、サプライヤーネットワークの整備を行っていく予定である。
また、ZFはこの工場の競争力を向上させるためにIoTプロジェクトやAIの技術を活用して生産効率を向上させる取り組みも行っている。
(画像はプレスリリースより)

ZF プレスリリース
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