エンジンタイプに対する意識調査
コンチネンタルは、「コンチネンタル・モビリティ・スタディ2018」よりドライバーのエンジンタイプに対する意識調査結果を発表した。調査は、ドイツ、アメリカ、日本、中国のドライバーを対象に行われた。
ドイツ・中国は80%以上、アメリカでは90%以上のドライバーが、車の買い替えに伴い、新車のエンジンタイプは現車と同じタイプを希望すると回答している。
一方、日本は、エンジンタイプの変更に対して柔軟性があった。少なくとも4分の1の回答者が、エンジンタイプの変更に抵抗がなく、現車と新車のエンジンタイプが異なることを厭わないという。
ディーゼル車ドライバーはエンジンタイプを変更意向
ディーゼル車ドライバー(ドイツのみ)の32%は、新車の購入時にディーゼルエンジン以外の車種を選択する意向が認められた。うち、17%は、新車のエンジンタイプを変更すると決めていた。
特に、30歳以下の場合、5人に1人の割合にて、新車を購入する際には、エンジンタイプをディーゼルエンジン以外にすると回答している。
多くはエンジンタイプの変更に保守的
一方、今回の調査対象であった中国人・日本人ドライバーにおいて、ハイブリッド車、あるいは電気自動車を運転するのは約10%であった。そのうち80%以上が、次回に購入する車種もエレクトリック・ドライブトレインと決めていた。
パワートレイン事業部門社長のアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf)氏は、調査結果を受け、ドライバーのエンジンタイプに対する意識は保守的であり、同じタイプに固執する傾向が強いと指摘する。
そのうえで、eモビリティへの移行において、ドライバーのエンジンタイプに対する意識を大いに考慮する必要があると述べている。
(画像はプレスリリースより)

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