インドに新工場の設立
コンチネンタルは12月11日、プネー(インド・マハーラーシュトラ州)にて、起工式を執り行ったと発表した。
プネーに新工場(敷地面積4ヘクタール、建設費用2200万ユーロ)を設立し、2020年にはプレミアム・オートモーティブ・インテリア・サーフェスの製造を開始する。約110人の従業員で始動し、生産設備は12000平方メートル、500万平方メートルの初年度生産能力が見込まれる。
市場ニーズに対して局所的で迅速な対応
インテリア素材は座席、ドアトリム、インストルメントパネルなど、あらゆる乗り物に使用される。
プネーの工場では、2020年より主にインテリア素材「Acella Eco」を製造し、インド市場へ供給する。Acella Ecoは人工皮であり、 インド市場における消費者需要は本革からAcella Ecoへ移行している。
サーフェスマテリアル事業担当のディルク・ライス(Dirk Leiß)博士は、世界第5位の自動車市場はインド市場であり、インド市場の成長可能性は非常に大きいと述べる。インドの自動車市場は、2025年までに480万台から約1000万台に達し、二倍以上の増加が見込まれる。
博士は、自動車を選択するうえで、エンドユーザーにとってプレミアム・インテリアは重要な選択基準であると述べ、インドでの工場建設によりインド市場のニーズに対して局所的で迅速な対応ができると考える。
(画像はプレスリリースより)

Continental プレスリリース
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