革新的なカーオーディオ技術に注目が集まる
コンティネンタルは9月15日のプレスリリースにて、優れたカーオーディオ技術を発表した。
今回発表した革新的な技術は弦楽器の原理を元にしたシステムの構築になっている。従来のラウンドスピーカーと異なり、車両の表面材を振動させ音を発生させることに成功し、大幅な軽量化、小型化、省電力化を実現した。
著名なヴァイオリン制作者からも最高評価を得る
この優れた技術はドイツの著名なヴァイオリン制作者であるMartin Schleske氏を初めとする専門家からも最高評価を獲得した。このシステムの構造はヴァイオリンに酷似しており、変換器は弓と弦、変換器の取り付け位置はヴァイオリンのブリッジにあたる。
しかし、ここまで来るにはさまざまな課題があった。ドライバーが求める期待は高く、多チャンネルの3Dサウンドを必要とし、多数の音源を統合するのは困難を極めた。
そこでコンティネンタルは車両そのものを楽器にし、表面材を振動させ、より自然な3Dサウンドを実現した。これにより、従来のシステムサイズより10倍以上削減することに成功した。
そのため、小型電気自動車への搭載も可能になった。この技術の実現により、コンティネンタルは車両、音響、製造のノウハウを手に入れたことになる。
(画像はプレスリリースより)

コンティネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/