FIA世界耐久選手権の第6戦へ
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーのFIAチームは、パートナーを組むポルシェと共にFIA世界耐久選手権の第6戦が開催されるアメリカのオースティンへ1,500kmの移動をする。
シェフラーとポルシェのチームは、ル・マン24時間耐久レースやニュルブルクリンクなど、3戦連続での勝利を挙げている。アール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレーのポルシェトリオは、WECのドライバーズチャンピオンシップをリードしている。
また、ポルシェ919ハイブリッドで参戦した同チームメイトのニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディも2位でレースを終えた。
これによりシェフラーとポルシェのチームは、マニュファクチャラーズチャンピオンシップにおいても首位をキープしている。次戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、同チームはドライバーとマニュファクチャラーズ共に優勝の最有力候補とされている。
革新的なドライブテクノロジー開発の理想的なテストラボ
FIA世界耐久選手権は、モータースポーツの中でも特にやりがいがあると考えられているが、車両メーカーにとっても革新的なドライブテクノロジー開発に理想的なテストラボだと認識されている。
量産車におけるハイブリッドシステム開発のパイオニアであるFIA世界耐久選手権のシェフラーは、ポルシェと提携を行い4年になる。2015年2016年には、ドライバーズチャンピオンシップ、マニュファクチャラーズチャンピオンシップの両タイトルを共に獲得している。
アメリカはシェフラー及び自動車サプライヤーにとって、最も重要な場所のひとつだ。シェフラーは、87,000人の従業員のうち6,000人がアメリカの8工場と3つの研究開発センターで採用されている。また同社は、6月にもサウスカロライナ州に3,650万ドルを投資し105人を新規に採用した。
(画像はプレスリリースより)

シェフラー・プレスリリース
https://www.schaeffler.com/