ジョイント・ベンチャーとともに大規模なリコールへ
タカタ製のエアバッグの過剰な起動によって、世界中で多数の死傷者が出ている。ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが、中国で同エアバッグが搭載された自動車を、リコールすることが分かったと、14日より各メディアが報じている。
フォルクスワーゲンAGと、ジョイント・ベンチャーであるFAWフォルクスワーゲン及び、SAICフォルクスワーゲンが、2005年から2017年に製造・輸入を行った自動車を対象に、486万台にも上る大規模なリコールに踏み切る。
リコールは2018年より開始 エアバッグを無償で交換対応へ
中国の国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)の発表によれば、リコール数はそれぞれフォルクスワーゲン中国が103,573台、FAWフォルクスワーゲンが235万台、SAICフォルクスワーゲンが240万台になるとしている。また、リコール開始は2018年3月からで、2019年までかかるとした。
フォルクスワーゲンは、リコール対象車に関して、メーカーや中国国内のパートナーを通じて、問題となっているエアバッグの交換を、無償で行っていく意向を示している。
(画像はDeutsche Welleより)

Deutsche Welle
http://www.dw.com/MarketWatch
http://www.marketwatch.com/The New York Times
https://www.nytimes.com/