ビッグデータ解析でヒュンダイ初となるグローバルセンター
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、中国貴州省のGuianエリアに建設していたヒュンダイ初となるグローバルビッグデータセンターをオープンしたことを、9月26日のプレスリリースで発表した。
中国に焦点を当て建設された新たなビッグデータセンターは、同社のコネクテッドカーから収集したビッグデータを分析。中国におけるより高度な市場予測を可能とし、中国での事業展開を増進することが期待されている。
韓国で2013年に設立されたカークラウドのオペレーティングシステムによる、コネクテッドカーの専門知識を活用し、中国でもカークラウドの基盤を構築することが見込まれる。
中国におけるビッグデータ及びネットワークの中心地
ヒュンダイがグローバルビッグデータセンターをオープンしたGuianエリアは、中国最大のインターネットプロバイダーである「百度」をはじめとし、「Apple」や「Alibaba」「IBM」などの世界的な巨大テクノロジー企業がある都市として急成長している。
グローバルビッグデータセンターは、「チャイナ・ユニコム」など地元のIT企業とのアクセスが良く、自動車におけるビッグデータの開発から分析、処理までを行うにあたり戦略的に有利な位置にある。
ヒュンダイは、中国の新しいビッグデータセンターを足がかりとし、今後数年でグローバルなネットワークをさらに拡大し、ビッグデータの機能を強化していく予定だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.com/