中国の寧波国際サーキットでデビュー戦から勝利
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、テスト参戦するTCRインターナショナルシリーズにおいて、デビュー戦で勝利を飾ったことを10月11日のプレスリリースで発表した。
ガブリエル・タルキーニとアラン・メニュがドライブするヒュンダイの新型マシン「i30N TCR」2台は、予選から最速記録を連発するなど、デビュー戦から圧倒的な強さを発揮した。
TCRインターナショナルシリーズへ参戦することで、新型マシンの強さを示したかったヒュンダイ。圧倒的なパフォーマンスと速度や信頼性の高さなど、顧客へ十分なアピールをすることができた。
規定により13番・14番グリッドからの不利なスタート
今回のTCRインターナショナルレースでは暫定的なホモロゲーションにより、好記録を出したヒュンダイは13番・14番グリッドへ降格してのスタートとなり、追い越しは難しいとみられた。
しかし、ガブリエル・タルキーニのハンドリングとスピードによりスタート直後に6番手まで到達し、レース中盤にはトップに立ち19周を走り終えた。アラン・メニュはスタートから接触などがありペナルティーを受けたが、12位で無事フィニッシュした。
レース2では、ヒュンダイに「BoP(バランスオブパフォーマンス)」変更でエンジンパワーの95%制限と40kgの追加ウエイト搭載が課せられたが、アラン・メニュが4位、ガブリエル・タルキーニは6位でフィニッシュした。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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