自動車アフターマーケット部門の常務会メンバーに
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーは、取締役会に新しいメンバーを加えることを、10月6日のプレスリリースで報じた。10月5日に行われた会議で、Michael Söding氏の指名が決まった。
シェフラーは、2018年1月1日付で「自動車OEM」「自動車アフターマーケット」「産業」の3部門に事業を分割する。これに伴いアフターマーケット部門の責任者としてMichael Söding氏が選出された。
同3部門は、それぞれ「ビュール」「ランゲン」「シュヴァインフルト」に設置された各部門本部により管理される予定で、シェフラーグループの本社はこれまで通り「ヘルツォーゲンアウラハ」で活動する。
自動車アフターマーケット部門のエキスパート
取締役会の新たなメンバーに選出されたMichael Söding氏は、ダルムシュタット工科大学において、ビジネスとエンジニアリングの学位を取得している。シェフラーへ入社する以前には、ピレリ・ドイツやエキサイドの自動車バッテリー部門などで管理職を歴任している。
2009年からはシェフラーの自動車アフターマーケット部門でトップを務めてきた。同社のアフターマーケットビジネスの開発において、同部門での経験とノウハウ、運用から戦略などの開発を手がけ成功させたことが高く評価された。
Michael Söding氏の加入によりシェフラーは、急速に変化する自動車市場と競争関係の中で顧客志向を強め、世界の自動車アフターマーケット事業へ貢献して行く考えだ。
(画像はプレスリリースより)

シェフラー・プレスリリース
https://www.schaeffler.com/