公人など多くの著名なゲストを迎え開会式を開催
ドイツを拠点とする自動車部品の大手サプライヤーであるシェフラーは、チェコ共和国に自動車用の部品を製造する新しい工場をオープンしたことを、10月20日のプレスリリースで発表した。
オープニングセレモニーは、シェフラーの代表者はもちろん、チェコ共和国産業貿易省のZbyněk Pokorný氏やチェコインベスト長官のKarel Kučera氏など、地位の高いゲストが多く出席して行われた。
新工場では、自動車産業向けの「サーマルマネジメントモジュール」の製造が予定されている。「明日のモビリティ」を戦略テーマに、シェフラーは東欧の工場ネットワークの強化を図ると共に将来のモビリティ作りをサポートする。
新規雇用に伴い資格のある従業員や専門家を募集
チェコ共和国に新たにオープンしたスビタビ工場では、すでに280人の従業員が採用されている。今後も継続して採用活動を行い、同工場のスタッフは今後3年間で900人まで増加することが見込まれている。
シェフラーはチェコ共和国での事業へ1850万ユーロを投資し、その大部分をスビタビ工場と既存のランシュクロウンにおける生産施設へ新しい機械を導入することに利用した。
シェフラーでは、世界的な自動車メーカー3社のために23万個の「サーマルマネジメントモジュール」を追加生産する予定となっている。サーマルマネジメントモジュールは燃料の消費と二酸化炭素の排出量を削減する鍵となることから注目が集まっている。
(画像はプレスリリースより)

シェフラー・プレスリリース
https://www.schaeffler.com/