ベルギーで開催される「Busworld Kortrijk 2017」
ドイツに拠点を置く自動車部品の大手サプライヤーであるZFは、ベルギーのコルトレイクで開催予定であるバスの国際展示会「Busworld Kortrijk 2017」にて、新たなアプリケーションを発表することを、10月20日のプレスリリースで明らかにした。
「Busworld Kortrijk 2017」はベルギーで開催されている、世界最大規模となる路線バス及び長距離バスの展示会だ。同展示会でZFは、Microsoft Azureを使用するクラウドベースのオープンマティックスポータルの展示を予定している。
新しいダッシュボードアプリである「オープンマティックス」は、車両のエネルギー管理をはじめとし、フリート車両のマッピングや運転速度、燃料消費量などの統計を簡単に情報化することができる。
インテリジェントな接続ソリューション
「オープンマティックス」によるエンターテインメントソリューションには、「Roadcaster」がある。同ソリューションは、バスの乗客にWi-Fiスポットへのアクセスや映画鑑賞、観光地の情報を表示するなどなど幅広い機能を提供している。
さらに「Roadcaster wi-fi」は、乗客へ信頼性の高い接続を提供し、最大で70人の乗客が同時にインターネットへアクセスすることができる。これらのソリューションは、すでに香港のバス会社「クォンチュン」が700台のバスへ導入している。
ZFのアフターマーケットによる「オープンマティックス」は、テレマティクスやアセットトラッキング、エンターテインメントやエンジニアリングなど、あらゆる範囲のソリューションが提供されており、必要に応じてアプリを追加することができる。
(画像はプレスリリースより)

ZF・プレスリリース
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