全世界でセルラーV2X技術の実証実験を行う
コンティネンタルは10月19日のプレスリリースにて、セルラーV2X技術を全世界で順次実証実験をすると発表した。
この技術はコネクテッドカーおよび自動運転に関連するさまざまなシステムに貢献することになるとコンティネンタルは考えている。
国際的な標準プロジェクトで確認
セルラーV2Xの実証実験では国際標準プロジェクト3GPP Release14使用のPC5に基づいて行い、帯域幅、通信容量、信頼性、低遅延性の確認を行う。また、この技術はデバイス間通信強化も行っており、ネットワークを用いずに直接通信することができる。
これまでコンティネンタルはテレマティクスと30,000,000台を超える車両へ車両接続のソリューションの開発を行い、新しいシステムを構築してきた。Qualcomm9150C-V2Xチップセットと組み合わせることで、さらなる発展が可能となり、世界規模の開発に貢献することになるだろう。
2018年には約30ヵ国でセルラー通信技術を搭載した新車が義務づけられることになっており、この技術が重要なものだとわかる。セルラー通信技術の向上で、車車間、路車間、歩車間、緊急通報など、安全性にも貢献することができる。
(画像はプレスリリースより)

コンティネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/