自動車の卓越したサービススキルをテスト
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイのアメリカ法人で、カリフォルニア州に本部を置くヒュンダイ・アメリカは、このほど開催された第12回ヒュンダイ世界スキルオリンピックにおいて、アメリカから参加した4名全員がメダルを獲得したことを、10月25日のプレスリリースで発表した。
同イベントは、自動車サービスの専門家がサービススキルを競い隔年に開催されている。12回目の今回は世界53カ国から72名が参加し、韓国のテクニカルセンターにおいて自動車サービスの専門知識をテストし競い合った。
ヒュンダイは、世界スキルオリンピックを開催することで、技術者のスキルアップを図り世界中のヒュンダイサービスセンターにおける顧客満足度の向上を目標としている。
参加者全員のメダル獲得はヒュンダイアメリカ初
1995年に初めて開催されたヒュンダイ世界スキルオリンピックは、エンジンや電気装置、シャーシやオートマチックトランスミッションなどのカテゴリーに分かれ、実技と筆記によるテストがオリンピックスタイルで行われる。
第12回のヒュンダイ世界スキルオリンピックにおいてヒュンダイアメリカは、カテゴリー別に4名の技術者が参加した。このうちノースカロライナ州から参加したRobert Tyler Johnson氏は、全体の2位となり銀メダルを獲得した。
また、ミネソタ州から参加のJake Rigdon氏は、電気部門で卓越したパフォーマンスを発揮し金メダルを獲得した。バージニア州のTy Mooney氏はシャーシカテゴリーで銀メダルを、ノースカロライナ州のBradley Draughon氏は、エクセレントスキルメダルを授与された。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2428