韓国科学技術院(KAIST)とテクニオン・イスラエル工科大学が共同研究
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、イスラエルのスタートアップ事業への大規模な投資を予定していることを、11月2日のプレスリリースで明らかにした。
同社は、韓国科学技術院(KAIST)とテクニオン・イスラエル工科大学との共同研究プロジェクトとして、「将来のモビリティ」のためのテクノロジー開発を行う「HTKコンソーシアム」を結成した。
ヒュンダイはかねてより、イスラエルの輸送部門に関するエコシステムなどの先進テクノロジーに注目しており、人工知能やサイバーセキュリティなどのテクノロジーへ投資を行っていく予定だ。
地域の大学や企業とのパートナーシップを強化
ヒュンダイのイスラエルにおける投資プロジェクトの第一段階として、「HTKコンソーシアム」が橋渡しの役割を担いクリエイティブなアイデアを持つスタートアップ事業を投資先に選別し共同開発プロジェクトを行う。
第二段階に入ると、将来性と創造性の高い主要なスタートアップ事業への直接的間接的両面からの投資により、商業化が進められる見込みだ。
来年度には「オープンイノベーションセンター」の設立が予定されており、ヒュンダイは投資先のスタートアップ企業とより緊密なパートナーシップを築く。また、地域の大学や企業とのパートナーシップも強化し、研究開発センターとして確立させる計画となっている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.com/