クロスオーバーSUVの需要が急増
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、一新された最新の「コナ」がヨーロッパで今月から販売を開始することを、11月3日のプレスリリースで発表した。
近年ヨーロッパの自動車市場では、クロスオーバーSUVをはじめとするBセグメントのSUVに人気が集まっている。ヨーロッパ各国で同セグメントの販売数は、2017年の上半期だけで33%上昇し、ヨーロッパにおける自動車市場の8.6%を占めている。
クロスオーバーSUVは、貨物スペースが広く経済的で都市での走行に適していることから、若い家族に人気が急増している。このため多くの主要自動車メーカーが、同セグメントのSUVで売上高を大幅に伸ばしている現状だ。
サンタフェに続く人気ブランドを目指し
全て新しくなったコナは、高いデザイン性や高級感のある機能などを搭載し、最新の安全テクノロジーを採用している。また、4輪駆動や7速デュアルクラッチトランスミッションにより、ヨーロッパのドライバーを満足させることができる特徴を備えている。
さらにヒュンダイは、世界的な環境問題に取り組むため「エコフレンドリー」なモデル開発に力を入れており、2020年には電動15モデルをグローバルに発売する予定だ。また、コナは業界初のピュアエレクトリックモデルSUVが来年発売予定となっている。
ヒュンダイは、2001年にサンタフェを発売して以来、ヨーロッパで150万台以上のSUVを販売している。「コナ」は同社4番目のヨーロッパ向けSUVとして、グランドサンタフェやツーソンの成功に続くことが期待される。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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