高性能タイヤ用の合成材料の代用に
Apollo Tyresは、同社のチームとインドゴム研究所(RRI)が、タイヤ用ゴム組成物である特別種のエポキシド天然ゴム(ENR)を開発し、インド政府の特許を取得したことを発表した。
Arup Kr Chandra 博士が率いるApollo Tyresの研究開発チームと RRIが開発したENRは、冬用タイヤを含む高性能タイヤに幅広く使用される、高価な重合スチレンブタジエンゴムソリューションを代用することが可能である。また、同社の将来に向けた高性能タイヤへの持続可能なソリューションを提供している。
環境にやさしい天然素材で持続可能なソリューション
Chandra 博士の努力と、このイノベーションに関わるチームを賞賛して、Apollo Tyresの最高技術責任者であるDaniele Lorenzetti氏は、次のように述べた。
「我が社は、企業として、テクノロジー、持続可能性、その他の環境問題へのアプローチにおいて常に積極的に進めてきました。このイノベーションは、合成材料を環境にやさしい天然素材に置き換えることに対する我が社のコミットメントの結果です。私は、このイノベーションのために、RRIからの科学者を含め、関与するチーム全体を祝福したいと思います。」(プレスリリースより引用)
Apollo Tyresの成長の2本柱の1つである、研究開発への強化された焦点によって、同社は、環境にやさしい原材料を開発する必要性とともに、このような特殊な材料を開発するために、RRIに協力することとなった。
今のところ、インドのタイヤメーカーは、その高い性能のために、高価であり、環境にやさしいとは言えない輸入されたS-SBRに依存している。
(画像はApollo Tyresより)

Apollo Tyres News
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