ヒュンダイによる企業の社会的責任(CSR)の一環として
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、インド第2位の自動車メーカーで乗用車輸出の最大手である同社のインド法人ヒュンダイ・インドにおいて、インド工科大学ハイデラバード校との提携を行ったことを、11月17日のプレスリリースで明らかにした。
同社は、長期的な企業の社会的責任(CSR)の一環として、コミュニティーにおける教育のサポート強化を目標としている。また、これにより自動車業界や社会に利益をもたらすイニシアティブの継続に努めている。
これまでにヒュンダイは、インド国内において5つの工科大学との提携を行っている。今回行われたインド工科大学ハイデラバード校とのパートナーシップは、テランガーナ州では初めての提携校となる。
教材や車輌など様々な分野で学習をサポート
ヒュンダイは「CSR スキル開発プログラム」の元、最新のテクノロジー駆使し教育水準の向上を図ることで、自動車サービス業界のために熟練したサービスアドバイザーを確保し、地域社会をサポートする。
同社のCSRによるプログラムでは、テクノロジー研究所との協力で特別に設計されたカリキュラムにより、トレーニング教材をはじめとし車輌やエンジン、ギアボックスなどと、学習補助金などのサポートが行われている。
2012年からスタートした「技能開発プログラム」は、インド全土の提携工科大学で学んだ1000人以上がこれを修了。また、2017年までの卒業生のうち99%がヒュンダイディーラーへ就職しているとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
http://www.hyundai.com/