15台の「IONIQハイブリッド」を提供
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、オーストリアのウィーンにおけるカーシェアリング事業へ車輌提供を行うことを、11月17日のプレスリリースで発表した。
同社は、オーストリアにおけるモビリティのスペシャリストである「greenmove」と提携を行い、「シティーカー」を意味する持続可能なカーシェアリングサービス「Stadtauto」へ、IONIQハイブリッドを15台提供する予定だ。
ヒュンダイはこれまでに、アムステルダムで電気自動車のシェアリングプログラムを開始しており、オーストリアでの提携はクリーンな未来に向けた「グローバル サスティナビリティ」戦略をグローバルに行うための新たなステップとなる。
「Stadtauto」は2018年春の開始を予定
70台の車輌で2018年の春にサービスを開始予定の「Stadtauto」は、使用後に車輌が専用のピックアップポイントへ戻される仕組みのカーシェアリングサービスだ。利用者はウェブサイト上で個人データを登録し、1回分の登録料を支払うことで使用することが可能となる。
「Stadtauto」の無料アプリケーションをダウンロードすることで、「iTunes app store」や 「 Google play store」を介し 利用できる車輌のチェックや車輌の予約を行うことができる。
IONIQハイブリッドの電気モーターは32キロワットで1.6LのGDIエンジンにより、クラスをリードする排出量の低さが特徴だ。「Stadtauto」では、充電ステーションを設置後に徐々に車輌が電気自動車へと切り替えられていく予定だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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