初めての受注に成功
中国のオンロードおよびオフロード用自動車向けエンジンのサプライヤーであり、広西玉柴機器集団有限公司の子会社である広西玉柴機器股份有限公司(以下、玉柴機器)は11月22日、北京汽車集団有限公司(以下、BAIC)より初めてYC4Y20エンジンの受注を獲得したことを明らかにした。
このエンジンは、2018年1月より中国で発売予定のSUVモデルBeiqi B40Lに搭載される予定となっている。
今回の受注は、2015年以来、玉柴機器とBAICとの間で取り交わされた共同開発の合意に基づくものである。
中国のV排ガス規制に適合
このエンジンが搭載されるBeiqi B40Lは、SUVモデルであるBeiqi B40のロングバージョンの4ドアモデルであり、採用されたYC4Y20エンジンは排気量が1.8から2.2リッターの4気筒ディーゼルエンジンで90から150馬力を発生する。
また、小型車両用に開発されたこのエンジンは、中国のV排ガス規制にも適合している。
玉柴機器の社長であるWeng Ming Hoh氏は次のようにコメントしている。
「今回の受注はわれわれのエンジンの製品ポートフォリオにとって、また中国の乗用車市場における要求に適合していく上で、非常に重要な一歩であるといえる。中国の自動車市場は世界最大の市場であり、今後も拡大していく。われわれはより台数が見込めるモデルに採用されるよう今後もエンジンアプリケーションを拡大することで、さらなる成長を目指していく。」(プレスリリースより引用)
(画像は玉柴機器 ホームページより)

玉柴機器 プレスリリース
http://www.cyilimited.com