HELLA、interACTプロジェクト・パートナーと連携し技術開発へ
自動車ライティング及びエレクトロニクス関連ソリューションを提供するHELLAが、自動運転車と他のロードユーザーとのコミュニケーション技術を開発していくと、12日のプレスリリースで発表した。
2017年5月に、EUから資金提供された国際研究プロジェクトinterACTが開始されている。HELLAはそのプロジェクト・パートナーなどと連携し、今後3年にわたって自動車ライティングとエレクトロニクス分野の専門性を活かし、自動運転車が歩行者や自転車、更には自動運転車ではない従来の車両とコミュニケーションのできる技術を開発していくとしている。
車外のモノやヒトとつながるライティング・システムを
HELLAのライティング&イノベーション開発部門の副社長であるMichael Kleinkes博士は、
「現在のライティング・システムは車内外に採用されているが、他のロードユーザーとのコミュニケーションを図る言葉や、アイコンタクト、ジェスチャーになるにはほど遠い。我々は今後このプロジェクトを通じ、このようなコミュニケーションが図れるライティング・システムの研究・開発に取り組んでいく。」(プレスリリースより引用)
と話している。
HELLAにとってDNAとも呼べるほど、研究・開発は重要な要素となっている。自動運転技術、コネクティビティ、デジタライゼーションなどの先進技術は、今後自動車業界にとって重要な技術となっていく。HELLAも高解像度のライティング・システムなどの開発により、未来の自動車にとって必要不可欠な技術を生み出していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

HELLA プレスリリース
http://www.hella.com/