中国での需要に対し中国で生産
自動車部品の大手サプライヤーであるラインメタル・オートモーティブは、グループ子会社のPierburgグループが、中国とアメリカ資本のエンジンメーカーから、総額7,100万ユーロを超える受注を獲得したことを発表した。
北京に本拠を置くこのエンジンメーカーは、12リットルと13リットルの排気量を持つトラックエンジン用の電子制御背圧バルブを注文した。これらのバルブは、メカトロニクス排気制御部品シリーズの一部であり、特に今日の厳しい排出基準に対処するように設計されたアプリケーション用である。
Pierburgによって開発されたバルブは、2019年から量産を開始する予定。「地域のものは地域で」という理念に忠実であるPierburgの中国昆山工場は、中国市場に特化している。
様々な排気制御機能を実践
これらの背圧排気ガスバルブは、今日のエンジンにおける様々な排気制御機能を実践している。排気ガス再循環率を改善するために必要な圧力勾配を増加させ、SCRシステムの熱管理を行い、ディーゼル粒子フィルタを再生するのを助けることを可能にした。
また、必要に応じて、排気システムにおける騒音の最適化やエンジンブレーキ機能をアシストするのに使用される。
(画像はプレスリリースより)

Rheinmetall Press Releases
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