夜間の安全性に大きく貢献
デンソーは1月29日のプレスリリースにて、普及型の新型画像センサーを開発したと発表した。
新たな画像センサーを使用することで昼間だけでなく夜間に出歩く歩行者などの認識がより正確になるとコメントを出した。
1月から使用をスタート
昨年度7月に開発したミリ波レーダーと今回発表した画像センサーを今年1月に発売したトヨタの新型車へすでに搭載し、使用をスタートしている。搭載車の今後の安全性に注目が集まることとなる。
今回の開発で注目したいのは、レンズの開発および撮像素子の高性能化の成功である。この開発の成功で、昼夜問わず安全性の向上に大きく貢献することが可能になった。
結果として、新型画像センサーを使用することで自動ブレーキの性能アップにもつながり、ドライバーおよび歩行者により安心感を与えることができるようになった。
世界中の車両ルールに対応し安全向上に貢献
パターン化することで画像認識性能のアップに成功し、日欧米の道路標識の認識も可能になった。この画像センサーを普及させることで日本国内だけでなく世界中の車社会の安全性にも貢献することになる。
さらに白線認識アルゴリズムの改良を重ね、車線維持支援および車線逸脱機能も高性能になった。
体積の小型化に成功
この画像センサーを搭載することで安全性の普及が可能になるだけでなく、体積を40%減少させることに成功し、車への搭載に大きく貢献してくれることが期待できる。デンソーは世界中の車への搭載で、交通事故の減少につながり、未来の車へ大きく貢献できると考えている。
(画像はプレスリリースより)

デンソー プレスリリース
https://www.denso.com/