あらゆる路面で高い制動距離とハンドリング特性
コンチネンタルは23日、ダイナミックなドライビングのための設計された、スポーツカーとハイパワー車両向け高性能冬用タイヤのラインナップに、「WinterContact TS 860 S」を加えたことを発表した。
コンチネンタルは、高いレベルでの様々なハンドリング特性を持つカスタマイズされた製品を、自動車メーカーに供給することを計画しており、この新しいタイヤは、交換タイヤの市場でのOEM製品として発売された。
「WinterContact TS 860 S」は、高性能自動車のメーカーやドライバーによる様々なニーズに対処しており、ドライ路面における制動距離とハンドリング、雪上路面でのハンドリング特性に関して、最高のパフォーマンスを提供する。14のサイズで製造されており、ラインナップは直径18インチから21インチで、最高時速270キロが認定されている。
冬用タイヤのスペシャリストであるコンチネンタルは、グリップを強化するための大きな表面を提供しながら、トレッドの中心を通る広い溝である「ブレーキ溝」によって、短い制動距離を達成した。
幅広の高剛性ショルダーブロックは、精密なステアリングレスポンスに向けた最大限のグリップを提供し、トレッドブロックにおける多数のトレッド溝とトラクションサイプは雪との良好なかみ合いを作り、典型的な冬の路面でもスポーティな走行を可能にしている。
冬でも高い柔軟性を提供
交換製品部門のために、コンチネンタルは、冬でも高い柔軟性を発揮する化合物を準備してきており、アウディスポーツ、BMW、メルセデスAMG、ポルシェなどの自動車メーカーによる様々な特殊なニーズに倒し、それぞれのケースに合ったゴム化合物をカスタマイズした。
この新しい高性能冬用タイヤは、車雑誌や自動車倶楽部によって実施された様々なテストで高得点をマークした、「ContiWinterContact TS 830 P」や「WinterContact TS 850 P」という2つの優れたモデルの特徴を取り入れている。
2つのモデルは、OEM製品として非常に人気があった。例えば、「ContiWinterContact TS 830 P」は、メーカーから104の認定を獲得し、対象モデルが少ない「TS 850 P」は50の認定を得ている。
新しい「WinterContact TS 860 S」は、現在、ヨーロッパの大手自動車メーカーの認定テストを受けている最中である。
静粛性も認定
コンチネンタルは、サイドウォールに、製品名と多数の識別マークだけでなく、U-UHP夏用タイヤ「SportContact 6」からの定型化されたチェッカーフラッグと、同社の他の冬用タイヤにも表示されている雪の結晶モチーフを付けている。
3つの峰がある山の雪の結晶モチーフは、この冬以降は市場に出てくる認可されたすべての冬用タイヤが貼付しなければならないもので、同社のタイヤは認定テストに合格している。
EUタイヤラベルに関して、新しい冬用タイヤは、ウェットなグリップ用でaグループCレベル、そして仕様に応じて、転がり抵抗ではaグループBレベルCレベルEレベルを達成している。騒音評価では、この静音タイヤは2本の黒い棒のシンボルを与えられた。
コンチネンタルは、当初、18インチから21インチのリムで14サイズを展開し、そのうちの6つがSSRランフラット技術と、特に静かな走行のためのContiSilent技術を搭載している。
「WinterContact TS 860 S」は、アスペクト比が60%から30%で、225ミリから315ミリの幅で利用可能であり、最高時速270キロまで認可されている。
(画像はプレスリリースより)

Continental プレスリリース
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