全輪駆動8速ミッドトルクトランスミッションに導入
内燃エンジン・ハイブリッド・電気自動車のクリーンで効率的な技術ソリューションのグローバルリーダーであるボルグワーナーは、同社の「Eco-Launch」ストップ/スタート電磁バルブと油圧アキュムレータを、フォードに供給したことを発表した。
エンジンの再始動時に素早く滑らかな発進を実現するように設計されたこのソリューションは、北米において様々な車に使用されている、フォードの全輪駆動8速ミッドトルクトランスミッションに提供された。
低燃費でスムーズな発進を実現
ボルグワーナー・トランスミッションシステムズの社長兼ゼネラルマネージャーであるMartin Fischer博士は、次のように述べた。
「ボルグワーナーのEco-Launch技術は、ストップ/スタートに関する燃費効果と、期待されるシームレスな発進を運転者に提供します。我が社のソリューションは、費用対効果に優れた市場投入が早いアプローチであり、自動車メーカーが、既存または新しい自動トランスミッションをストップ/スタート戦略に適合させることを実現します。」(プレスリリースより引用)
車両が停止する時にエンジンを停止すると、走行パターンにもよるが、燃料消費が3%から10%増加する。しかし、ストップモードから加速すると、自動トランミッションが揺らいだりロールバックしたりすることがある。
揺らがずに迅速に発進するために、ボルグワーナーの低騒音、高流量、低リークの電磁バルブは、運転者がブレーキからアクセルに切り替えるよりも早く、油圧アキュムレータがトランスミッションをプライミングすることを可能にしている。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
https://www.borgwarner.com/