様々な車種に対応するスケーラブルなシステム
ボルグワーナーは、2019年型 Ram1500 ピックアップトラックに、同社の電気機械式オンデマンドトランスファーケースが導入されたことを発表した。
ボルグワーナーの実績のある「Torque-On-Demand」クラッチシステムを基盤にした新しいEMODテクノロジーは、より早いレスポンスとより高いトルク出力を提供し、オンロードとオフロードにおけるパフォーマンスを向上させている。
自動車メーカーにとって、このスケーラブルなシステムは、小型のSUVから大型のピックアップトラックまで、様々な車両に向けたトラクションキャリブレーションとインテグレーションを提供している。
早いレスポンスと高いトルク出力
ボルグワーナー、パワードライブシステムズの社長兼ゼネラルマネージャーであるStefan Demmerle氏は、次のように述べた。
「ボルグワーナーの新しいEMODトランスファーケースは、卓越したクラッチ制御とアクチュエーション機能を備えています。我が社は、2010年からRamにオンデマンドのトランスファーケースを供給してきました。次世代のRam1500で、我が社の最新の開発を紹介できることを誇りに思います。」(プレスリリースより引用)
ボルグワーナーの新しいEMODトランスファーケースの中心は、堅牢なクラッチ制御とレンジシフト機能の両方を提供する、モーター駆動回転カム機構である。アクティブなクラッチアクチュエーション技術は、高いトルク出力と、リニアクラッチのレスポンス、および、リアホイールスピンがゼロの、先制クラッチロックトルクを提供している。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
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