コックピットの未来がすぐそこに
コンチネンタルは、コックピットに搭載できる3Dディスプレイの生産を開始すると3月16日に発表。メガネを必要としないほか、ディスプレイに注意しすぎないよう、高性能インテリアカメラが安全のための警告を行う仕組みだ。
ドライバーアシスタントシステム
同ディスプレイは、人の視覚における左右の見え方の違いを利用した「視差バリア方式」によるもので、3D専用のメガネなしでスケール、ポインター、およびオブジェクトを立体で表示するというもの。2022年の生産を目指し開発を進めている。
安全確認のために、ドライバーの視線に合わせ邪魔にならない警告ディスプレイを表示。またドライバーアシスタントシステムが搭載されている。
高性能のインテリアカメラがドライバーの注意散漫や疲労を検知し、警告を行うほか、通信サービス、インフォテインメントアプリケーションによる様々な情報提供でドライバーの運転中の負担をサポートする仕組みになっている。
拡張できるディスプレイへ
将来的には、ドライバーのジェスチャーコントロール、ナビゲーションシステムなど複数のコンテンツをディスプレイにカスタマイズする、ビデオ会議やゲーム・映画を楽しむなどデジタルサービスを拡張できるディスプレイを開発中だ。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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