従業員の安全確保などが最優先 生産活動を一時停止
ヒュンダイ自動車アメリカのアラバマ工場(以下、HMMA)が、新型肺炎の感染拡大の影響を受け、5月1日まで生産活動を停止すると4月8日に発表した。
新型肺炎の感染拡大により、同社は多くの工場の稼働を停止しているが、引き続きHMMAの稼働の一時停止を決定。現時点では、5月4日に生産活動の完全再開を予定している。
HMMAにおいても、従業員の健康と安全確保が最優先事項であり、ワークスペースの消毒範囲などを拡大。検温や手洗いを徹底させるなど、施設全体で共有するガイドラインを導入した。
新型肺炎の感染拡大防止にCDCなどのプロトコルを遵守
アラバマ州知事のケイ・アイビー氏は、4月30日まで外出禁止令を発出しており、同社もHMMAの従業員とその家族に対して、この命令に従い、CDCなどのプロトコルを遵守し、新型肺炎の感染拡大防止に努めるように呼びかけている。
また、ヒュンダイホープオンホイールが、アメリカの小児専門病院のドライブスルーテストセンターをサポートするため、220万ドルを寄付するなど、同社は社会的な貢献活動も展開している。
(画像はヒュンダイ自動車 ホームページより)

ヒュンダイ自動車アメリカ プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3024