必要に応じてエネルギー供給
4月22日、ヒュンダイ自動車は、世界的環境フェス「Earth Day(アースデイ)」の50周年を記念して、燃料電池自動車SUV「NEXO(ネキソ)」の動画「How It Works」をYouTubeにて共有した。
動画は、ヒュンダイ自動車のYouTubeチャンネル「Hyundai YouTube channel」およびプレスリリースより閲覧できる。動画では、「ネキソ」の燃料電池スタック(燃料電池車(FCV)の発電装置)が必要に応じて推進エネルギーをつくる方法を説明する。
ゼロエミッションの将来像
「ネキソ」は重くて扱いにくいバッテリーシステムにエネルギーを貯蓄するのではなく、必要に応じて、燃料電池スタックが推進エネルギーを作り出す。
それゆえ、米国環境保護庁(EPA)推定のドライビングレンジ(給油1回あたりの走行可能距離)は380マイルに達し、同じ車両サイズ・重量の電気自動車と比べ、水素燃料の補給時間は5分足らずである。また、走行時に発生するのは水蒸気のみであり、有害な環境汚染物質を排出しない。
ヒュンダイ自動車アメリカ最高技術責任者のブライアン・スミス(Brian Smith)氏は、米カリフォルニア州において、新型の燃料電池車SUV「ネキソ」はゼロエミッション走行の基準を設定し、柔軟性のあるSUVボディ形状がファミリー層のアクティブなライフスタイルに適合すると説明する。
同氏は、ドライビングレンジ380マイル、給油時間5分より、新型ネキソは、まさにゼロエミッションの将来像となり、すでに利用可能であると強調する。
【How Fuel Cell Vehicles Work/Nexo/Hyundai】
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3029