ICU人工呼吸器メーカーとパートナーシップを締結
ヒュンダイ自動車インドは4月18日、新型肺炎の感染拡大を受けて、ICU人工呼吸器メーカーであるAir Liquide Medical Systems社とパートナーシップを締結し、生産と供給を強化していると発表した。
人工呼吸器は、医療従事者が使用する医療機器であり、呼吸不全の患者の呼吸を助ける。新型コロナウイルスで呼吸不全になった場合、それを治療するために、継続的な酸素が供給される必要があるとされている。
同社は、Air Liquide Medical Systems社との連携により、タミルナードゥ州を含めた複数の州で人工呼吸器の生産と供給を強化。2社は、第1フェーズにおいて1,000台の人工呼吸器の生産を行うほか、その後も生産規模を拡大していく意向を固めている。
あらゆる面で社会に貢献 人工呼吸器の安定供給へ
ヒュンダイ自動車インドは、国内の人工呼吸器の安定供給を確保していくほか、CSR活動の一環として、あらゆる面で社会に貢献することを約束しており、新型コロナウイルスの感染拡大抑止に努めるインド政府にも引き続き支援を行っていく。
Air Liquide Medical Systems社のマネージングディレクターであるAnil Kumar氏は、
「世界中の医療従事者と関連システムの開発をサポートする会社として、新型コロナウイルスとの戦いに向けて、迅速な対応を開始した。ヒュンダイ自動車インドとの連携によって、ポジティブな変化をもたらすと確信している。我々はインドで人工呼吸器を製造に向けた研究開発を行うグローバル企業の1つだ。革新的で高い利便性・高性能な人工呼吸器を製造するために尽力しており、この重要な時期に全国へ高品質なサービスを提供し、Make in Indiaイニシアチブを先導していく。」(プレスリリースより引用)
と語った。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ自動車インド プレスリリース
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