テキスタイル分野の拡大へ
Freudenbergは5月12日、英国ロンドンに拠点を置くテクニカルテキスタイル・メーカー、Low&Bonar PLCと合併したと発表。2019年より提案を行っており、今回承認が下りたことで、Freudenbergパフォーマンス・マテリアルズに統合される。
技術を幅広い分野に活用
Freudenbergパフォーマンス・マテリアルズは、テキスタイルの開発・製造を行っている。
同社のCEO、Frank Heislitzは、Low&Bonar PLCの幅広い製品群と革新的な技術を同社と統合することで建設、内装、家庭用繊維および自動車セクターまで活用拡大ができるようになると述べた。
また、Low&Bonar PLCのテクノロジーにより、テキスタイル分野の新しい開拓、試みが可能になるとし、今回の統合について喜びと意欲を表明している。
Low&Bonar PLCは、テキスタイルメーカーとしてグローバルに展開している企業であり、テクノロジーを活用した技術が高い評価を受けている。
同社は従業員5000人規模に
今回の合併は、同社が昨年2019年9月より提案を行っており、11月にLow&Bonar PLCが売却に合意、2020年4月17日に欧州委員会の承認を経て、Low&Bonar PLCの株式を100%取得した。
今回の合併により、同社はアジア、ヨーロッパ、北米など、24の生産施設が35に、従業員は約4000人から約5,500人の規模になるという。
(画像はプレスリリースより)

Freudenbergのプレスリリース
https://www.freudenberg.com/