4社間にて了解覚書
5月11日、ヒュンダイ自動車は、仁川(インチョン)国際空港、エア・リキードコリア、Hydrogen Energy Network(HyNet)と提携を結び、空港に燃料電池バス向けの水素燃料補給ステーションを設置すると発表した。
4社は了解覚書に調印し、低炭素で環境にやさしい空港の実現を目指す。2021年3月までに、仁川国際空港ターミナル2に燃料電池バス用の水素燃料補給ステーションを設置する予定である。
ローカーボンかつエコ・フレンドリーな空港に
ヒュンダイ自動車 商用車事業部社長兼ヘッドのソン・クォンハン(Seong Kwon Han)氏は、水素経済を日常生活に近づけるうえで、企業を越えたパートナーシップ関係は足掛かりになり、今後もヒュンダイ自動車は水素経済を加速させる方法を模索し続けるとコメントする。
今回、仁川国際空港より設置場所の提供を受け、ヒュンダイ自動車は、水素燃料補給ステーションの建設費用を支援し、メンテナンス・サービスを含めて水素燃料電池を使用した電気バスを提供する。
また、Hydrogen Energy Networkは水素燃料補給ステーション建設の指揮を執り、運営を担う。エア・リキードコリアは大容量水素充電器2基を提供し、水素ガスを供給する。
今後5年間以上に亘って、ターミナル・長期駐車場・物流施設間を往復する従来の内燃機関エンジン搭載のバスを徐々にヒュンダイ自動車の水素燃料電池による電気バスに変えていく。今年の下半期には最初の燃料電池バスが運行を開始し、その後、毎年、3台から5台の電気バスが導入予定となる。
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
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