大型車両を扱う事業向けサイト
コンチネンタルは、欧州連合のCO2排出量削減に向けたEUの取り組みに伴い、フリート運用をサポートするための新しいサイトを立ち上げたと5月12日に発表している。
規制の厳しくなる欧州連合
パリ協定の後、欧州委員会は2019年、トラックなどの商用車両向けに二酸化炭素排出量を規制する「VECTO」を導入した。
欧州連合は、排出されるCO2のうち、25%が大型車両によって発生しているとしており、2025年までにCO2排出量を15%、2030年までに30%削減することを目指し設けられたルールだ。
運用のシミュレーションやタイヤのアドバイス
同社では、その規制についての情報を提供するため、新しいサイトを設置。サイトの主な内容は、VECTOシミュレーションツールのビデオ解説、フリート車両を所有する企業のビジネス最新情報があげられる。
また新しい規制のインフォグラフィック、VECTツールの計算方法、規制に該当する車両、フリート運用コスト、タイヤが与える燃料消費の影響など様々な情報を提供する。
同社は、タイヤが車両の燃料消費に大いに影響を与えるとして、購入・交換時のアドバイス、大型車両を何台も持つビジネスのフリート運用サポートなど、有意義な情報を提供していきたいと述べている。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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