「CES」でも公開、1:8サイズのミニチュア
ヒュンダイ自動車が6月12日まで、スマートモビリティ・エコシステムモデルを本部のロビーに展示していると、5月18日に発表した。
スマートモビリティ・エコシステムモデルは、「CES 2020」でも公開され、将来のモビリティビジョンを示した1:8サイズのミニチュアになっている。都市型エアモビリティ(UAM)やパーパスビルト・ビークル(PBV)、モビリティトランジット・ベース(Hub)など、ダイナミックな人間中心の未来都市景観を示す。
この展示はスマートモビリティ・プロバイダーになることを目指し、将来のモビリティに対する会社のビジョンを示すもので、従業員などを良い刺激を与えることを目的としている。6月12日以降は世界の主要なイベントでも順次展示していく予定だ。
UAM部門とデザインセンターなどの連携を更に強化
同ミニチュアでは、HubがUAMとPBVを接続するスペースであるだけでなく、人々をつなぐための新しいコンセプトとしても機能することが分かっているほか、垂直離着陸ができるなど、モビリティのシームレスな動きと、自由で多様性のある社会のあり方が示されている。
展示スペースの天井には鏡が設置され、様々な角度から臨場感のある鑑賞が可能。スマートモビリティ・ソリューションによって変革された未来都市の動画は、隣接する壁にある大型ディスプレイでみることができる。
同社はこのビジョンを実現していくため、設計組織にUAM設計専用チームを追加したほか、UAM部門とデザインセンター、戦略・技術部門間の連携強化を始めている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ自動車 プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3045