スイスの水素会社と提携
ヒュンダイは、Hyundai Hydrogen Mobility(HHM)とグリーン水素を生産するHydrospider社とパートナーシップ契約を締結。9月25日に欧州諸国へのエコシステム推進を発表した。
エコシステムとインフラ整備、トラック開発
今回の契約セレモニーで両社は、グリーン水素エコシステムを生産する施設の建設とともに、給油インフラの整備計画、ヒュンダイの次世代燃料電気トラックH2 Xcientを紹介。道路を走る同トラックのビデオを公開した。
H2 Xcientは、CO2排出制限の厳しい欧州向けに開発されている。95キロワットの燃料電池スタックが2つ並列され、約35kgの水素を貯蔵できる7つの大きな水素タンクを搭載。単一燃料の商用トラックとして400キロメートルの走行を実現する。
環境に優しい商用トラックの普及を目指す
HHMは、2025年までに1,600台のトラックに燃料電池を搭載し、両社の関連企業を始め輸送会社、物流会社に販売する予定。スイスで戦略的な足場を築き、その後はドイツ、オランダ、オーストリアなどへ進出拡大を狙う。
両社はまた、供給インフラの整備への取り組み、経済的・生態学的な電池トラックの移動効率向上の可能性を実証し、欧州自動車市場のエコシステムに力を入れていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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