新たなEレース開催地が決定
コンチネンタルは11月22日、初の試みとなるエクストリームEレースで、ネパールのヒマラヤ開催決定を報告。同社はメンバーとしてレース用タイヤを提供し、環境問題に取り組む。
電動SUVレース「エクストリームE」
「エクストリームE」は、フォーミュラEホールディングス会長・アレハンドロ・アガグ氏が創設した電動SUVによるオフロードレースで、温暖化など地球変動の影響を受けている地域で開催するという構想だ。
今回シリーズの開催地として、ネパールのヒマラヤ山脈、ムスタング地区が新たに選ばれた。すでに選出されているブラジルのアマゾン熱帯雨林、グリーンランドのカンゲルルススアークなどに続き4番目の選出。2021年2月にシリーズが開始される予定だ。
コンチネンタルはタイヤテストを開始
国連によると、ネパールは気候変動で4番目に脆弱な国としてランキングされている。氷河の66%を失うリスクを抱えており、アジア全域のライフラインと生態系への影響が懸念されている。
同社は創設メンバー、プレミアムスポンサーとして電動SUVレースに使用されるタイヤを提供。気候や地形など、極端な条件にも柔軟に対応できる堅牢性を保持しており、レースに向けて現地で4つの異なる地形や路面における性能をテストする予定だ。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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