これからの農業技術はどう進むのか
コンチネンタルは、今後の農業機械・技術の発展について、有識者に行ったインタビュー記事を11月29日に掲載。農業業界の「ファーミング4.0」は確実に進んでいるという。
持続可能が求められる農業業界
オスナブリュック応用科学大学でロボット工学を専門にし、農業向けセンサー技術や自動運転システムなどの開発を行っているArno Ruckelshausen教授によると、室内の工業機械と屋外の農業機械は、発展のプロセスで全く異なるフィールドにあるものだと語る。
持続可能が重視される農業業界は、労働条件や生産性、コストなどの様々な条件をクリアするテクノロジーと、要望を満たすユーザーフレンドリーなシステムの開発が先行するという。
現在は均一でない土壌での移動、気候、汚れなどから堅牢性と安全性を確保するためのメンテナンス予測、土地の規模に応じた作業プロセスの自動化と監視、作物の品質維持管理などが研究・開発されている。
フィールドロボットを開発中
教授は、ボッシュとアマゾンの協力で、トラクターを使わずに田畑を移動するフィールドロボット「BoniRob」を開発。自律的な小型キャリアプラットフォームで、様々なアプリケーションを必要に応じて搭載できる仕組みになっている。
一方コンチネンタルは、農業用タイヤの開発を行っており、空気圧の異常を感知するセンサーを開発中だ。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/