アルミニウム使用で軽量化
世界的な自動車サプライヤーであるコンティネンタル社は、効率が改善され、以前の鋼鉄製に比べて30%も軽量化したアルミタービンハウジングを持つ新しいターボチャージャーを生産している。同社関係者によれば、アルミニウムハウジングがターボチャージャー製品に使用されたのは初めてのことだ。
(画像はプレスリリースより)
コンティネンタル北米のパワートレイン部門の副社長であるクレッグ・ウィギンズ氏の、先日行われたミシガン州トラヴァースシティでのメディアイベントでのコメントによれば、約1.1キロの軽量化と20%の燃費向上に成功した。
アルミニウムターボチャージャーは、主に排気量の少ないエンジン用に設計されている。BMWの1.5リットルの車で初めて使用され、134馬力のターボチャージャー3気筒ガソリンエンジンが、3ドアのMiniに使用された。
高熱を除去
アルミターボチャージャーに関する革新的な技術の一つは、コンティネンタル社が、ターボチャージャーの高熱を管理している方法だ。二重壁のアルミニウムハウジングに沿って、冷却水ジャケットがターボチャージャーの最も熱い部分を取り囲む。ジャケットを流れる冷却水によって、外部ハウジング表面が120度以上、内部温度が350度以上になることを防いでいる。
ウィギンズ氏は語る。「ターボチャージャー市場は成長を続け、新しいターボチャージャーは、将来的に他のエンジンにもオファーされるでしょう。 2011年にターボチャージャーの生産を開始したコンティネンタル社は、ターボチャージャー付きエンジンで、2020年まで13%の年間成長率を予測しています。最近のトレンドは小型化であり、かなり大幅に需要が伸びています。」 (M-Live Michigan Automotive Newsより)
注目されるターボチャージャー
デトロイトスリーと呼ばれる、GM、フォード、クライスラーを含む自動車メーカーは、性能は維持したまま、政府の規制通りの燃費を向上させる方法として、ターボチャージャーに注目している。
ターボチャージャーを使用すれば、4気筒のような小さなエンジンが、大きなエンジンに相当する動力を生成することが可能。また、ターボチャージャーは、圧縮した空気をエンジンに送って、より大きい動力を生み出しているが、空気を圧縮する利点は、エンジンがシリンダ内により多くの空気を入れることができるということだ。より多くの空気を送れば、それだけ多くの燃料を追加できることになる。
自動車の研究会社であるLMCオートモーティブは、ターボチャージャー付きエンジンは、アメリカ国内のすべての新車販売台数で、今年の16%から2018年には約33%にまで増加すると予想。
今後の生産計画
コンティネンタル社は、現在フォード・モーター賞を受賞した1.0リットルのエコブースト3気筒エンジンのために、従来のターボチャージャーを供給している。
また最近、バージニア州で新しいターボチャージャーを生産するために1.5億ドルの投資をしたと発表した。現在はドイツとチェコ共和国でターボチャージャーを生産しているが、2017年までにバージニア州とチャインにおいても生産を開始する予定。

M-Live Michigan Automotive News
http://www.mlive.com/auto/Continental Corporation
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