独自のデザインを採用しEV車を開発
ヒュンダイは2月12日、米国のEVのスタートアップ・Canoo社のスケートボードデザインに基づいた、EVプラットフォームを共同で開発すると発表した。
シンプルで高機能、スケーラブルなエンジニアリング
Canoo社は、独自に開発した電動スケートボードプラットフォームを展開。今回のコラボレーションにより、ヒュンダイにエンジニアリングを提供することになった。
この技術は、スケートボードプラットフォームにバッテリーとドライブトレインを格納することによって、サイズ、部品の総数をカット。インテリアスペースを確保し、軽量化を実現している。
しかもプラットフォームは、あらゆる車両デザインに組み込むことが可能だ。
そのデザイン性を活用し、ヒュンダイと起亜自動車は複雑なEV車と製造ラインの簡略化・標準化につなげ、コストパフォーマンスの高い車両生産を目指す。それにより、変化する市場や顧客の好みに迅速に対応できるようになるとしている。
同開発に5年で520億米ドルを投資
ヒュンダイは、将来のモビリティに5年間で870億ドルを投資すると発表しているが、その一環として今回の技術に対し、2025年までに520億米ドルを投じると発表。起亜自動車はエコ車両総売上高の25%を目指し、250億米ドルを投資する予定だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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