水素燃料電池技術における協力関係拡大協力関係の拡大
2月10日、ヒュンダイ自動車は、アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)とのパートナーシップを拡大し、同省の水素・燃料電池プロジェクト「DOE Hydrogen and Fuel Cells Program」を支援すると発表した。
今回のパートナーシップでは、世界的な産業パートナーの協力のもと、技術的障壁に対処し、アプリケーションやセクターを越えて水素・燃料電池技術の発展を目指す。
水素燃料電池車の実用化に向けて
ヒュンダイ自動車は、現実世界の運用条件下における燃料電池技術および水素インフラの実証、検証データ収集・公開を目的として、アメリカ政府との技術協力を拡大した。パートナーシップの一部として、同社は、アメリカ合衆国エネルギー省に対して水素燃料電池自動車「NEXO(ネキソ)」5台を提供する。
燃料電池技術の研究・開発を進めるうえで、ワシントンD.C.を含む全米の地域にて、水素燃料電池自動車の検証試験を実施する。車両・インフラに関する検証データは収集・分析され、耐久性・パフォーマンス・信頼性などの独自調査を追加して公開される予定である。
また、アメリカ政府は燃料電池技術の発展を支援し、同社は、今秋、ワシントンD.C.エリアに小規模水素燃料ステーションを設置する資金を提供する。これまで、エネルギー省主催のコンペティション「Energy’s H-Prize H2Refuel」を通して、水素燃料ステーションは開発されてきた。
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2980